石橋石油ではISO14001を認証取得するとともに、地球環境に優しい業務を実践しています。本社屋上への太陽光パネル(10kw)の設置や、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術開発機構)との共同研究による廃植物油燃料の開発などの中小企業ができる地球環境にやさしいエネルギー利用を行っています。
本研究事業は、平成14年度からの、和歌山県の産官学共同研究「きのくにコンソーシアム」の認定を受け未利用廃植物油の燃料化技術を研究してきましたが、さらなる研究が必要と考え、平成15年からバイオマス等未活用エネルギー実証試験事業・同事業調査 バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業「廃植物油リサイクル燃料を使用するコジェネレーションシステム実証試験事業」が、NEDOとの共同研究により始まりました。
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バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業・同事業調査
バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業
「廃植物油リサイクル燃料を使用するコジェネレーションシステム実証試験事業」
1.実施計画の細目
(1)事業目的
我が国では、バイオマスエネルギーの利用については、近年、食品廃棄物から得られるメタンを燃料とした利用等の取り組みが見られ始めたものの、現時点では、これら新たな利用は、経済性の制約、その収集・運搬体制、エネルギー変換技術の確立等の問題から本格的な導入段階には至っていない。
そこでバイオマスエネルギーの燃料化システム熱利用システム等を設置し、その実用性について検証を行い、データ等を収集する。
@バイオマス、雪氷の収集・運搬にかかる経済データ、社会システム上の特質・課題等。
Aエネルギー変換システムの変換効率、環境特性、運用パターン等運転特性にかかるデータ、運転経費、保守費用等経済データ、経年劣化等データ。
Bエネルギー利用に関する利用率、利用方法等にかかわる運用データ、外部供給とのコスト比較データ等。
今後、バイオマスエネルギーの導入促進を積極的に図るためには、これらの課題等について、検証・検討を行うことが重要である。
(2)事業概要
国内において年間約40〜50万トンの廃植物油が排出され、大規模排出先及び劣化・侠雑物の少ない廃植物油は塗料・化粧品原料・飼料・肥料・エステル化燃料等に再利用されているが、その半分以上がリサイクルされずに焼却もしくは河川放流されており、含塩分によるダイオキシンや河川汚染の原因となっている。また近年、化石燃料燃焼排気ガスによる大気汚染の問題や温室効果ガス発生抑制等の地球環境問題も早急な対応が急がれており、含酸素燃料のため燃焼ガスがクリーンでカーボンニュートラルである植物油系燃料開発が重要視されている。
この廃植物油の燃料化については、水分含有量の少ない廃植物油を強アルカリ触媒下メタノール等低級アルコールと反応させエステル化し、副産物のグリセリンを除去し脂肪酸メチルエステル等を得る方法や酵素でエステル化反応をする方法等があるが、多量生産においては作業危険性を伴い生産性が低く高コストとなるため、軽油税の軽減メリットがあるディーゼル車両用燃料とした活用事例に限られており、市場価格30〜40円/LのA重油の代替燃料としてはコストメリットが出ない為その事例が少ない。
弊社ではこの問題を解決するために、廃植物油を物理的に精密濾過した後、酸化安定性と粘度低下を促す添加剤を添加し、更なる粘度調整の必要性に応じて市販灯油もしくはアルコールを混合する独自の廃植物油リサイクル燃料製造法を開発した。この製造法では、燃料化にかかるエネルギー負荷や排水処理等の環境負荷が少なく、製造コストの飛躍的な低下が可能で製造された燃料は30〜40円/Lと市販A重油並の価格で市場に供給することが可能である。また、この燃料化法による廃植物油リサイクル燃料は、排気ガス対策が遅れている重油代替燃料として市販の燃焼機器、もしくは軽微な改造を加えることで使用可能となり、温室効果ガス削減も含む地球環境問題や食品リサイクル等循環型社会構築に寄与する燃料化・エネルギー利用システムである。

Empirical Experiment:
The Cogeneration System Using the Recycled Fuel of Waste Vegetable
Oil
Types of biomass
Waste vegetable oil discharged from food processing centers, restaurants,
ordinary households and other buildings.
Outline of the business:
In order to take full advantage of unused energy, we set up a recycled
fuel plant for waste vegetable oil at our Eco-Center in 2003 to
2004. We made use of it, and carried out an efficient collection
of unused waste vegetable oil and as well as to perform the empirical
experiment of making fuel from unused waste vegetable oil and the
disposal testing of the residue and other dregs accompanied by such
fuel-making. At the same time, we embarked on the development of
an additional recycle fuel originating from waste vegetable oil
in order to render the ratio of the waste vegetable oil 100 percent
and then conducted a preliminary research on the utilization of
electric-heat energy by the use of this waste vegetable oil-derived
recycled fuel.

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